エッセイバックナンバー




2010年09月
今刻々と明かされつつある宇宙の究極の真相

この数年間に私が見聞きして、直感的に「始まったな」と思えた現象をお話ししましょう。 それはほんの数年前から始まりました。一部の神秘家や真理の探究者や量子力学者を主とする先端科学者がそれぞれの分野を超えて情報を交換することで、急ピッチで「全体図」がおぼろげに輪郭を整えてきたのです。何の全体図かというと、ありとあるすべてを含む宇宙という「場」の構造のことです。

今刻々と明かされつつある宇宙の究極の真相


2010年07月
ただ今恋愛中

 四柱推命学の研究家の友人から今年は私にとって恋愛運の強い年なので、良きパートナーにめぐり合うかもしれないと言われた。そう言われた時期待はしなかったのだがともかく6月に渡米、日常を離れた場で誰にめぐり会うだろうかと淡い思いはあった。

ただ今恋愛中


2010年02月
閉 井上治子

「閉」という空間

〜 光透波講座より 〜
先月の光透波講座から学んだことをほんの少しだけ書きたいと思います。
なぜほんの少しかというと、
わたしの頭が整理されていないこともあるのですが、
(これは、ドッ散らかった我が家をみれば瞭然(^^;))
図をもちいた内容を書くのがテキスト版のメルマガでは
難しい ということもあります。

「閉」という空間


2010年01月
一字でも大違い

これは訂正と謝罪の文です。新年の挨拶文で
「霊界探訪記」の著者、エマニュエル・スエーデンボルグ氏があります。この人は「この世」と「あの世」とを自由に行き来できたと言われている人で、「あの世」の様々な存在の位相を探訪しては、その検分した内容を本に書きました。その彼が霊界探訪の際に知りえた事の一つに、霊人の使う言語というのがあり、「天人の言葉は子音と子音の間に必ず母音が入る」と書いています。ついでに「古代ヘブル語に近い」とも指摘していました。この方は日本語をご存知なので、知っている限りではそうだと言っているのです。

一字でも大違い


2010年01月
微生物たち

友人で酒つくりをしている寺田啓佐さんの年賀状に面白い話があったので、ご紹介するとともに微生物というものについても少しお話をします。

微生物たち


2009年12月
法悦賛(ほうえつさん)

祖母はよく働く人でした。母はその祖母の働きぶりをみて、「傍(はた)楽(らく)」と言っていまし た。傍、つまり周囲の人たちが楽になるというのです。朝4時に起きて、畑仕事をし、 大家族(12、3人は普通)の朝ごはんをつくり、終日働き続け、夜は12時、1時近 くまで繕(つくろ)いものなどをしていました。一日3、4時間の睡眠時間ですむ人だったので す(まねしようなどと夢にも思ったことはありません)。この人が晩年自分の人生を振 り返り、幸せな人生だったと結論し、書いた詩をご紹介します。

法悦賛(ほうえつさん)


2009年12月
理解と納得

理解について、最近気づいたことがあります。ここでは理解と納得という二つの現象について考えて みたいと思います。 何かが分かった時、「ピカリと閃いた」と言う人がよくいます。実際私の経験でも、「その前には解か らなかったことがある瞬間を境に解かった」と感じるのです。

理解と納得


2009年08月
権力と真力

 去る7月16日に逗子市で催された中西研二さんの講演会に参加し、貴重な情報を数多くいただいた。 この経済不況の最中、どのように心穏やかに日々の生活を送っていくことができるかは多くの人にとっ て切実な課題だと思う。地球規模での経済の仕組み、その仕組みの中で個々の国が生き残るために何を しようとしているか、また、日本経済は今後どうなっていくのかも話題になった。

権力と真力


2009年06月
オールド・ラング・ザイン(遠いあの日)

次のエッセイは、5月に一緒にシャスタへ旅行した友人が 書いたものです。
ホテルで同室だ った縁もあり、撮影した写真も面白いものなので、ご紹介します。

オールド・ラング・ザイン(遠いあの日)


2009年06月
字分けをしてみよう「飛鳥」

朝目覚めの直前に「飛鳥」という字を頂く。
時計を見たら、6時10分。ともかくそれだけ書きとめ
て、家事などを始めた。
外出する日でなにかと気ぜわしく、
じっくりと座って字分けをする心の余裕が
ない。後日にしようと決めた。

字分けをしてみよう「飛鳥」


2009年06月
「目覚めの時」

鹿がいる

木の芽を食(は)んでいる

飢えが彼らを駆り立てる

「目覚めの時」


2009年05月
「リバースの祝祭」

マヤ暦の宇宙的タイム・テーブルによれば、2009年の5月に銀河の中心となっている計り
知れない叡智であるフナブ・クから膨大なエネルギーが流出され、宇宙規模のリバースが
起きることを予言しています。
「リバースの祝祭」


2009年05月
「JOYヒーリング/痛みにありがとう」

最近、中西研二さんの開発された「JOYヒーリング」という手法を教え始めま
した。「誰にでも出来る簡単なヒーリング方法」と中西さんが自信を持って勧めて
いらっしゃるので、私も習って見たのです。
「JOYヒーリング/痛みにありがとう」


2009年04月
「流氷に乗って」/字わけ「氷」

今年3月に知床半島へ行き、流氷に乗って来ました。一週間前にやっと到着し、
今日は風向きが良くてほぼ接岸しているという流氷群は氷の厚い箇所と薄い箇所
があり、割れて断片になっている大小の氷が海に浮かんでいる状態を見て、心配
になりました。
「流氷に乗って」/字わけ「氷」


2009年04月
お久しぶりのご挨拶

みなさま、約一年ぶりで今日は。実り多き一年でしたが、忙しい一年でもあ
りました。
霊鷲寺がリニューアルオープン!!


2008年09月
「MITが開発した新しい太陽光発電装置」

最近の科学界における嬉しい発見をお伝えします。ほんの一部だけ翻訳しました。興味のある方は・・・・
MIT研究所のDaniel Noceraとその研究所員Matthew Kananの開発した触媒が7月31日に発表された。
「MITが開発した新しい太陽光発電装置」


2008年06月
「ホ・オポノポノの祈り」

この頃毎日唱えている祈りのことばです。 イハラヤカラ・ヒュー・レン博士の教えておられるセルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノの祈りの形式です。
「ホ・オポノポノの祈り」


2008年03月
「合理」

 先日あるビルの入り口のドアを押して入ろうとしている人の後ろに立っていた。押してもドアが開かない。もう一度押したがやはり開かない。そこでその人は肩を使って体全体でドアを押した。それでも開かない。それからドアの取手の上部に書いてある、「引く」という表示に気がついた。「あっ」と言ってドアを引いて中に入っていった。
「合理」


2008年03月
字分け「精神」

 運転中「精進」ということを考えていたら、「精神」という2文字が頭に浮かんだ。その前日命波の講義中に「精進」とは、野菜を食べることなどではなくて、心を細かく砕いて、毎日を過ごすこと、という話をしていた。
字分け「精神」


2008年01月
2008年 明けました

子(ネ)年です。十二支の始めの年でもあります。この字は別にネズミという意味ではありません。十二支は、もともと日付を記載するものとして利用される記号で、動物とは関係なかったようなのですが、人々が覚えやすいように動物があてはめられたようです。
2008年 明けました


2007年08月
地獄を味わう

2007/07/22 の朝の夢
誰かに、何のために生まれてきたのかと訊かれ、「地獄を味わいに来ている」と答えている夢を見た。
地獄を味わう


2007年08月
教えのタイムカプセル

今年2月以降少しさぼっていて、あまりコンテンツを更新しなかったのですが、この頃少し書く気が出ました。
教えのタイムカプセル


2007年08月
八月のご挨拶

また蒸し暑い季節となりました。夏になると、ああ涼しい間に鍛えておけばよかったと後悔しつつヒーヒー言うことになります。
八月のご挨拶


2006年08月
久司典夫さんからのメッセージ

以前に何回かご紹介した久司典夫さんから短いメッセージが届きました。大切な意味が込められていますので、翻訳してお伝えします。
久司典夫さんからのメッセージ


2006年08月
またまた目からウロコ

 今をさること7、8年。あれはオリオンと名乗る存在(?)からシリウス、プレアデスとの関係についての電話を受けた後のことだった。高次元の知的生命体からの通信かもしれないと思ってワクワクドキドキ。シリウスと名乗る存在からのメッセージを受けている人のことも情報として知ったばかりの頃で、もうすっかり他の天体にも知性を持った存在があると思っていたのだ。
またまた目からウロコ


2006年08月
マントラとヤントラ

マントラは日本語では真言とも言いますが、すなわち音のこと。ヤントラは聖なるシンボルのことで、すなわち形です。
マントラという神聖な音の組み合わせと神聖なシンボルとの関係を見てみましょう。それにはサイマティクス(波形形態学)という研究分野が非常に役に立ちます。
マントラとヤントラ


2006年08月
八月のご挨拶

またまた脳ミソの融けるような猛暑の夏がやってまいりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
八月のご挨拶


2006年03月
The Next Evolution
来るべき進化の形態

2006年3月収録
講師:久司典夫
以前にもご紹介したことのある久司典夫さんによる最近の講話から要点をご紹介します。順序は全く変えてあるうえ、講話にはないのですが、アメリカの文化になじみが少ない方もあるかと思い、多少の説明文も付け足してあります。
来るべき進化の形態


2006年02月
何故幸福になれないのか

 地球の上には現在64億人余りの人間が暮らしている。64億通りの個性を持った人たちだ。一人として同じ顔、同じ性格、同じ人生を積み重ねてきた人はいない。それぞれの人がユニークな存在だと言えるかたわら、共通点もある。中でもとりわけ顕著な共通点は、
「幸せに輝いて生きたい」
何故幸福になれないのか


2006年01月
「スランプ」

今年の夏にエッセイを書いてから半年。
 何か書きかけては途中でボツにして、月日ばかりが経っていく。本当に言いたいことが定まらないから書けないのだと分かる。以前書いたエッセイを読んで見ると、その時々に気づいたこと、考えたことをただ素直に書いていただけなのに気づく。その時にはそう思っていたから簡単に書けたのだ。今はそれがあまりないから書きかけても気に入らない。それでボツとなる。
「スランプ」


2006年01月
「ファントム・セルフ」

以下は2005年9月4日付けの電話による会話からの抜粋です。
 ノリオさんと甥のアレックスとの会話です。
「ファントム・セルフ」


2005年08月
英語脳と日本語脳

昨年12月にインドで三週間の日程で様々なワークを受けた際に発見したことのひとつ。
英語脳と日本語脳


2005年07月
一足す二

 命波の仲間から「一足す二=?」という質問が来ました。それから考えたものを文にしてみました。
一足す二


2005年05月
後生(ごせい)

 ある賢い人に賢い人とはどういう人なのかと尋ねたことがあります。
後生(ごせい)


2005年01月
デクシャについて

 ディクシャを受ける人の方では何もする必要はありません。ただリラックスして座っているだけです。
でも、一つだけより高い効果を上げるためにできることがあります。
デクシャについて


2005年01月
全宇宙を作られた天の実親から全人類への最高のプレゼント

皆さま2005年明けましておめでとうございます。
まずは暦のお話です。私たちの使っている西暦では今が新年ですが、全ての暦にとって今が新年というわけではありません。西暦は比較的新しいもので、ジュリアス・シーザーが2000年前に作ったものが基本になっています。
全宇宙を作られた天の実親から全人類への最高のプレゼント


2004年09月
急ぐの?

 やっと涼しくなりました。7月頃はどうなることかとヘトヘトの思いでした。人間の体温は平均して36度C位です。気温が36度以上になってしまったら血液の温度を超えてしまうということです。その中で日常の活動をしなければ生活できないとしたら大変ですね。
急ぐの?


2004年08月
HUMANは不満の塊

 たださえ暑いのに雨が降った後はさらに蒸し暑い。汗かきながら仕事をしていて早く涼しくなって欲しいと願う。確か半年前に寒さでブルブルしながら早く暖かくなって欲しいと願い、待ちきれなくて2月が夏の海外へ行ったっけ。
HUMANは不満の塊


2004年05月
ほろ苦いという甘み

 今から四十年ほど以前のこと。私はまだ二十歳くらいで世間の荒波に直接もまれるようなこともない頃でした。生意気で遊びにばかり夢中ののんきな人間でした。その頃母の寺で何か催事があるとよく手伝いに来てくださっていた女性がありました。目を見張りたくなるほどみごとな段取りでテキパキと家事をこなす人でした。用意してきた調味料を使い手早く大人数の食べ物を用意し、会場を整え、掃除の必要な場所に手の空いている人を配置し、みるみるうちに寺が人寄せにふさわしい設えになっていきます。
ほろ苦いという甘み


2004年04月
「今日の明日は明日の今日」

 まずはこのところちっともエッセイを書かなかった言い訳。
 「身のおきどころも無い」という表現がありますが、何かそんな感じで、ある事柄が決まらないと次のことがらが始められないという宙ぶらりん状態が数週間続いています。宙ぶらりんだってちゃんとご飯は食べているし、夜になれば寝るし、風呂にも入っているわけですから他のことも出来うる限りきちんとやっていれば良かったのです。エッセイを書くのもその一つです。ところが手に付かないわけ。
「今日の明日は明日の今日」


2004年04月
「コミュニケーション考」

 命波の先輩が書き始めた勉強用の教本に私も加筆させてもらって、一応たたき台のようなものを作っているところです。書き始めて気づいたことは、知らないこと、分からないことがいっぱいあったということです。今の所は二人で書いているのですが、互いに知らないことがあるのに随分と気づかされました。これにもう一人が加筆することになっていますが、その際にもきっと知らなかったことがいっぱいあるのに気がつくと思います。
「コミュニケーション考」


2004年02月
「うっかり」

 先日知人とある場所で待ち合わせをしました。私は時間には厳しい人間で、行き先までの所要時間を大分大幅に余裕をとっておくのですが、この日は何かと番狂わせな事件が起きて、約束の時刻に10分ほど(正確には11分でした)遅れてしまいました。息せき切って駆けつけると、先に着いていた知人が、「ああよかった。遅れたのね」と言うのです。その知人は私が普段時間に厳しいのを知っていて、自分が5分ほど遅刻したので、「もう気が気じゃなくて走ってきたらまだ静流さんが来てなくてホッとしていたの」とそう言います。
「うっかり」


2004年02月
「カナヅチと風船」

 もう十年も以前にダイビングを教えてくれた友人から今朝久しぶりに電話があり、その後ダイビングは続けているのかと聞かれました。生来ズボラなうえ運動神経が鈍いので体を使うのが苦手な私ですから一人でほっとかれたらそんなことするわけもありません。毎日何かの運動をしているうえにヨガの教師でもある友人には理解できないことでしょう。
「カナヅチと風船」


2004年01月
「恩師二人」

 先日電車の中でお年寄り二人が、「良い医者に出会うのも寿命のうち」と話しているのを聞いて、すぐに思ったことは「良い師に出会うのが人の運」というものでした。
「恩師二人」


2003年12月
「さようなら2003年」

 今日は12月25日。クリスマスです。
もう2004年は鼻先に来ています。毎年この頃になると暮れのせわしさもすっかり過ぎてのんびりしてきます。お掃除も済んだし、買い物も済んだし、後はこの一年を振り返って反省会でもするかな。
「さようなら2003年」


2003年11月
「十一月八日: グランド・セクスタイル」

以下の文はスージー・ホルベックさんからのメールの全文とその下は私が翻訳したものです。
 November 8/9---36 hours on either side of 1.12 am GMT, six planets, Sun, Moon, Mars, Jupiter, Saturn, and Chiron will align to form a perfect Star of David. This, combined with a full moon eclipse in Taurus/Scorpio around the same time, provides potential for transformation of the physical world, as we have known it.
「十一月八日: グランド・セクスタイル」


2003年07月
「愛するとは」

 もううんざりするほど聞き飽きた言葉「愛」。あなたはもう満足しきるほどいっぱいもらっている人ですか。あんまり満杯なので誰彼かまわず振りまきたいくらい。じっとしてられないので、朝早〜くから飛び起きて、さあ、これから誰に親切しに行こうか。誰に仕えに行こうか、と考えあぐねていますか?

「愛するとは」


2003年07月
「忘れることと許すこと」

 もう十年ほど前のことですが、太母さんの講演会に見知らぬ男性が参加されました。お寺の玄関をその人が入って来た時に偶々(?)私が居合わせました。その時の印象は真っ黒い雲のようなものが渦巻きながら入って来たようでした。私の胸は早鐘のように打ち始め、喉元に何かが詰まったようになって挨拶をしようとしても声が震えてどうしようもありませんでした。落ち着くようにと自分に言い聞かせながらその人を会場の席に案内し、挨拶をしようと努力しましたが、涙があふれ出てきてまともに口をきけないのです。
「忘れることと許すこと」


2003年06月
「軌道修正」

 今から十五年ほど以前、あるオランダの環境保護運動推進家に聞いた話ですが、ほとんどの人間は今までの生活習慣をガラリと修正するようなことはなかなか出来ない、しかし、少しずつ軌道修正するというのなら可能だし、実際に自分にも出来たとのことです。
「軌道修正」


2003年06月
「愚考」

 小田野先生が他界されてから一年半になります。現在の私の日常の行動の規範は先生の教えが中心となっているようです。疑問が湧くと頭に先生の顔を思い浮かべます。するとまるで先生が話をされているかのように答やアイデアが聞こえてくるのです。
「愚考」


2003年05月
「コトバの魔力」

 先月のこと。ある人に電話で静流のホームページの原稿はいつ更新されるのかと聞かれた。掲載時期が不定期なのはひとえに私がズボラなせいだ。なんのかんのと言い訳していたら、それにはとりあわずに、「楽しみにしています」と言われた。
「コトバの魔力」


2003年04月
「人それぞれ」

こいう人がいます。
Aさん:お寺に来ると挨拶してすぐ外に出て行き家の周りを一周し、何かすることがないが調べます。それから道具を借り仕事を始めます。庭掃除、破損個所の補修、畑の手入れなど、することはたくさんあります。家に入っても同様にすることを見つけてやります。何も頼んでいないのにです。
「人それぞれ」


2003年04月
「人それぞれ」

こいう人がいます。
Aさん:お寺に来ると挨拶してすぐ外に出て行き家の周りを一周し、何かすることがないが調べます。それから道具を借り仕事を始めます。庭掃除、破損個所の補修、畑の手入れなど、することはたくさんあります。家に入っても同様にすることを見つけてやります。何も頼んでいないのにです。
「人それぞれ」


2003年04月
「蓮の花を咲かせましょう」

 先日大ヘマをしてしまい、「バカバカバカ」と自分の頭を叩きながらふと思いました。ずいぶん長の年月生きてきたけれど相変わらずのバカだなあと。
 そこで思い出せる限りの過去を振り返り、自分のしでかした失敗を改めて反芻しました。つまり一大反省会をやったわけです。
「蓮の花を咲かせましょう」


2003年02月
「欲」

 欲にもいろいろあります。食欲、性欲、物欲、金銭欲、名誉欲、知識欲等々。
上記の文字を見るとおそらくあまり良い印象を持たれないのではないかと思います。
欲という字がついていると何か嫌な感じがするのではないでしょうか。
「欲」


2003年01月
「2003年あけましておめでとうございます。」

 2003年、21世紀という言葉も少しマンネリになってきました。
新しい年にはよく願を立てますが、それが2月になるともうマンネリになるのと似ています。
初心を忘れないようにするのは難しいということなのでしょう。
「2003年あけましておめでとうございます。」


2003年01月
「遊びの達人」

私には子供のような大人の友達が多い。
自分とは全然似ていない人たちだ。
何で友達なのか考えてみた。
どうもそういう人が好きだからのようである。
「遊びの達人」


2002年10月
「お金とマネー」

お金というとすぐに思い浮かべるイメージって何だろう?
大金庫にぎっしり一杯の札束のイメージならお金持ちかな。 羽の生えた札束なんて人は浪費家かな。
ブタの貯金箱に入っている百円玉と十円玉なんてつつましい人もいるかも。
借用証の束なんて人もいるかもしれない。
「10月のエッセイ お金とマネー」


2002年9月
「字分けをしてみよう」

 奈良の奈という字を分けてみよう。
二つに分けると、
大という字と示すという字が入っていると分かる(シャレではない)。
「9月のエッセイ 字分けをしてみよう」


2002年4月
「責任ということ」

 極限状態に追い込まれた人間は大きく分けて二種類の反応をします。
ひとつはその状況から逃げようとする逃避反応です。
「4月のエッセイ 責任ということ」


2002年2月
「愚かということ」

 ソクラテスは、賢者とは己の愚かさを知る者であるというような意味の言葉を遺しています。
「2月のエッセイ 愚かということ」


2002年1月
「ひとつの愛」

「そんなに寝ていてよう目がとろけんこっちゃ(とろけないものだ)。はいおめざ」
子供の頃、祖母がそう言う声で目が覚めたことが何度もあった。眠い目をこすっている間に身のこなしの素早い祖母はもう階段を降りかけている。
「1月のエッセイ ひとつの愛」


2002年1月
「必死は必至」

 ある朝脳裏に「必至」という熟語が浮かんで目覚めました。どこに必ず至ると言う啓示なのだろうと考えたら、今度は「必死」という字が目に浮かんできました。なるほど「人は必ず死に至るな」と思って納得しました。これだけは善人でも悪人でも(誰が決めるかによって変わると思うが)インテリでもパーでも、人種、宗教、性別、はたまたエコポイントの多寡に関わらずだれにでも平等にいつかは必ず訪れます。
「1月のエッセイ 必死は必至」


2001年12月
「心のツインタワー逝く」

 今年の8月末に占星家の上谷登茂枝(うえたにともえ)さんと小田野先生宅をお訪ねした際に、同席の誰かが今年の秋に何か大きな事件が起きるか、起きるとしたらそれは何時頃かと尋ねました。上谷さんは少し考えてから、(星の運行から見て)9月と11月に大きな事件が起きるが、それは「大木が倒れる」、つまり大人物が亡くなるということ、そしてそれが女性であるとおっしゃいました。
「12月のエッセイ 心のツインタワー逝く」


2001年12月
「さようなら 太母さん」

 11月19日の朝、命波の生徒の一人から突然電話で、小田野先生の看病も大事だが、静流さんにとっては太母さんがお母さまなのですよ。小田野先生のお世話はご家族がされるでしょう。よろしければお手伝いにこれからそちらに伺います、と云う様な内容のことを言われました。
「12月のエッセイ さようなら 太母さん」


2001年10月
「さようなら 小田野先生」

 「嘘をついてはいけませんよ」、「自惚れてはいけませんよ」と常に戒められてきたこの六年間でした。先生のお宅をお訪ねしては命の道をご教授いただく幸運に恵まれ、この頃ようやっと、先生の到達された真理の大塔の土台石あたりを把握でき始めたと思いだしていたので、余計自惚れてはいけないというお諭しが繁くなっていたのでしょう。
「12月のエッセイ さようなら 小田野先生」


2001年10月
「安心かなめのこと」

 子供のころ悪夢をみて、目覚めて泣いていると母がとんできてくれたものです。「また夢を見たの?」と言いながらしっかりと抱きしめてくれて何か楽しい話しをしてくれました。何も言わずにただ背中をなでていてくれたこともあります。恐怖は嘘のようにたちまち消えていってあとには平安がありました。
「10月のエッセイ 安心かなめのこと」


2001年08月
「比較の問題」

 「家庭と仕事とどっちが大事なの?」という質問が女の理不尽さの代表例としてよく使われた時代があります。今では理不尽なのは女の特性ではなく男も負けず劣らずだということになって、これが本当の男女平等?の実現かな。
「8月のエッセイ 家庭と仕事とどっちが大切なの?」
2001年06月
「自然のサイクル:リサイクル」

 私は子供の頃不思議でならないことが沢山ありました。まず、茶色い地面から何故赤いトマトや黄色い瓜や白い花や青い花が出てくるのかとか、同じ地面から出てきたのに甘い苺や酸っぱいレモンや辛い唐辛子があるのだろうとかです。
「6月のエッセイ 自然のサイクル:リサイクル」
2001年05月 -(1)
「正直者はバカを見る」

 汚職をした疑いで審問を受けて、「全く知りません。金品の授受は秘書の仕事ですので」とか、
 所得隠しの疑いに対し、「ちっとも知りませんでした。税務は経理士に一任してますので」とかいう抗弁をテレビで聞いている私たち視聴者はほとんど全員が内心で、『バカだなあ。嘘つきってみんなが思っているのに』と思っていませんか?
「5月のエッセイ - (1)正直者はバカを見る」
2001年05月 -(2)
「フンコロガシ賛歌」

 目立たない人というのがいます。その反対の、宴会や集会で周りに人だかりがしてとても華やいでいる人に対し、いたのかいないのか後で人が覚えてもいないような人です。当然多くの人にモテたりチヤホヤされたりもありません。・・・・
「5月のエッセイ - (2)フンコロガシ賛歌」
2001年03月 -(1)
「八光(やっこ)」

 昔から聖者とか覚者とか偉い人が真理を探究するためにいろいろな修行をしたというお話が遺っています。 大体は断食といって何週間も何も食べず(ひもじい)、道もないような険しい山へ登っていって(きつい)途中熊やら狼やら山賊やらもいて(恐い)、独りぼっちで(淋しい)、滝を浴びたり(寒い)それはもう辛そうな痛そうなひもじそうな修行をして、ある時ふっと「解ったあ!」となるのだそうです。
「3月のエッセイ - (1)八光(やっこ)」
2001年03月 -(2)
「天のプレゼント」

 プレゼントという英語のことばには代表的に三つの意味があります。
一つめはあなたも私も大好きな「贈り物」という意味。クリスマスや誕生日に何かきれいな包みにリボンが付いたのをもらうとワクワクしました。
二つめは「今現在」という意味です。そして、三つめは学校で英語の授業で言わされた覚えがある人もあるでしょうけれど「ここに出席しています」という意味です。
「3月のエッセイ - (2)天のプレゼント」
2001年02月
「観自在」

何かが存在するためにはそれを存在させている「場」が必要です。
例えば地球は宇宙空間に浮かんで存在しています。
あらゆる恒星、惑星そして惑星上に存在するあらゆる物質的存在は空間が存在するおかげでぶつかって押しつぶされることなく存在し得ているわけです。
「2月のエッセイ - 観自在」


2000年12月
 天に対し、何ひとつ隠しておけることなどない。
思っていることは口にしなくても全て通じているものを、隠し事なんてしたら損するのは自分だけ。
「12月のエッセイ」