ディクシャについて

全宇宙を作られた天の実親から全人類への最高のプレゼント

皆さま2005年明けましておめでとうございます。

 まずは暦のお話です。私たちの使っている西暦では今が新年ですが、全ての暦にとって今が新年というわけではありません。西暦は比較的新しいもので、ジュリアス・シーザーが2000年前に作ったものが基本になっています。

 シーザーの暦の起源は政治的なものですが、多くの暦は天体の運行に基づいて作られています。中でもマヤ歴やインドの暦は非常に古いもので、太陽系や銀河系の運行に基づいて作られています。

 ご存知のようにマヤ暦は西暦2012年までしかありません。これはグレートソーラーサイクルと呼ばれる周期の終わりにあたります。インドの暦でも2012年はユガ歴の一巡を2万4千年として、それが60回重なった大周期の終わりの時としています。ちなみに2万4千年ごとに「黄金時代」と呼ばれる至福の千年紀が到来するとも言われています。

 細かく言うと、2012年の12月22日で大きな周期が終わるのです。

●舟を岸につなぎなさい。さもないと笹舟もろとも滝つぼに転落しますよ、という太母さんの言葉を覚えていらっしゃいますか?
●滝つぼに舟の落ちる時が2012年の12月22日だとしたら、あなたは残りの8年間をどう生きますか?
●舟を岸につなぐ方法が分かればやってみますか?

 舟を岸につなぐためには全人類が開眼しなければならないと太母さんは言っていました。何だか途方もない大事業のように思えてどうしたら良いのか分からないままに2004年になってしまったというのが私の現実でした。



 ところが、人間が開眼する(悟りを開くこと)のは簡単なことで、ある種のエネルギーを頭に入れるだけで済むと言っている人物がインドに現存しておられることを二人の友人から聞きました。

 そして、その方の本願も太母さんと同じく「全人類開眼」だと聞きました。嬉しくって踊りだしたい気分でした。

 日本から88人の人が南インドのマドラスの近くにあるその方の学校、「ワンネス・ユニバーシティ」を訪ねました。21日間で悟りのエネルギーを他の人に伝授できるようにしてくださるという、まるで嘘のように虫の良い話だったのですが、それに応えて行ってしまった図々しい私でした。

 その方の名前は分かりません。人々はカルキ・バガバンとか単にバガバンと呼んでいます。サンスクリット語でバガバンとは、二種類ある創造のエネルギーの男性原理を意味します。これに対し女性原理をアンマと言います。バガバンの奥様を人々はそう呼んでいます。

 私たちの滞在したキャンパスにはバガバンがおられ、もっぱら彼から教えをいただきました。アンマは他の地におられ、一度お目にかかっただけです。でもバガバンは、二人は常に一体として働いていますと、おっしゃっています。

 21日間はあっという間に過ぎてしまいました。滞在中体が整備され続けていることも感じていました。いるだけでヒーリングされてしまう「場」なのです。その「場」は喜びのエネルギーの場でした。喜びが最高のヒーリングエネルギーなのです。そしてそれが参加者全員に与えられた「悟りのエネルギー」でもあったのです。

 普通のオジサン、オバサン、オニイ、オネエばかり(他の87人の方ごめんなさい)でしたが、80人以上の人が、普通に悟ってしまったのです。別に善い人であってもなくても、勉強していてもいなくても、人助けしてきていてもいなくても、悟りたくてもなくても全く関係ないそうです。単に脳の神経生理学的条件が整えば「悟りの脳」になるのだとバガバンは言います。神経生理学的変化を促すエネルギーを頭から入れるだけなので、バガバンは、「悟りたい人は私に頭を差し出しなさい」といたずらっぽい目で言います。

 悟りとは、太母さんが言っていたように、単に「差が取れる」というだけのことなのです。英語で「ワンネス」、日本語では「一者」と言うのでしょうか、その一体感を体験するだけのことなのです。別にその後急に超人的パワーが発揮されるわけでもないようです。中にはすぐに超能力を発揮し始めた人もいましたが、大多数は今も「普通の」オジサン、オバサン、オニイ、オネエです。でも実は光輝いています。1月7日に十数人の仲間と某所で会いましたが、快いエネルギーの渦巻く大変な「場」になっていました。

 お話はどっさりありますので、どうぞ聞きに来てください。そして悟りエネルギーを受けてください。エネルギー伝授をすることをインドではディクシャと言いますが、英語で言うアチューンメントのことです。日本語にちょうど良い言葉がないので、とりあえずディクシャと呼びます。


[ディクシャとお話の会] 1月29日/2月6日     ディクシャについて

2005/01/09