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今から十五年ほど以前、あるオランダの環境保護運動推進家に聞いた話ですが、ほとんどの人間は今までの生活習慣をガラリと修正するようなことはなかなか出来ない、しかし、少しずつ軌道修正するというのなら可能だし、実際に自分にも出来たとのことです。 「これからは心を入れ替えて、○○に専念します」と言うような決心を口にしたら最後、その約束の重さに自ら耐えかねて、しばらく経つと何とかかんとか理屈をつけてやらなくなってしまう、という例が多いのではないでしょうか。生活習慣とは恐ろしいもので、その後に病という字を付けて熟語になってしまうほどのものです。はん? はいそうです、生活習慣病です。病気になるというのは止められなかった結果です。つまりそれほど止めにくいということになります。 ですから、実行可能なやり方で行う方が実際的なのです。幾つか例をあげましょう。 心臓病。糖尿病。高血圧。動脈硬化。通風。脂肪肝、等々。 これらは大方が飽食による病気です。ダイエットしてもなかなか上手くいかない。一時は出来ても継続は難しい。でも継続しなければ治療効果はありません。
この成功が次なるステップへの推進力となります。徐々に減らす方法が最適ではないような問題もあります。嗜好品の中でもタバコは減量より完全に止める方が向いているように思います。これについては又書きます。 2003/05/16 |