話す能力は
遺伝
数の読み方の
不思議
考えてみよう
言葉のこと。
宇宙の構造を解きあかす命波理論
--望遠鏡と顕微鏡と天鏡--
日の本大和
(ヒノモトヤマト)
命波(めいは)とは何か 命波(めいは)を
学ぶにあたって

命波を学ぶにあたって


 命波(めいは)とはコトバそのものを考察するための姿勢と手法を言います。
命波はまた、ミコトバとも読めますので、そう読めばコトバに関係したものだとお解りかと思います。何故言葉と書かずにコトバと書いたかは後で説明します。


 命波を学ぶということはちょうど私たちが息をしたり食事をしたりするのと同じように、生きることそのものだと私はとらえています。
なぜなら、言葉を使わずには考えることはできませんし、考えられなければ動けないからです。
 まず朝目覚めたら普通は「朝だ、起きる時間だ、『さあ起きよう』」と考えます。
『 』内の思いはいつものことなので言葉で考えていることに気づいていないだけです。
でもそう考えなければ脳は起きるための運動中枢に命令を出しません。脳が命令しなければ体は動かないのです。同様に、「洗面所に行く」、「水道の蛇口を開ける」、「顔を洗う」、「タオルで拭く」、「歯を磨く」というような名詞と動詞がなければ朝の支度もできません。


 おどろいたでしょう、そんなこと考えたこともなかったでしょう?
 あなただけではなく今までだれもそのことにはっきり気づかなかったのです。初めてそのことに気づいたのが命波の創始者の小田野早秧(おだの さなえ)先生です。


 「 それだから何なの?」というのが次なる疑問ではないですか。
 これにはずいぶん手こずりました。だから何なのかが解ったら命波を相当生きた証拠と言えるでしょう。私が命波を生きはじめてから4年余りになりますが、たったのそのくらいで口はばったいことですが、ひとつ言えることはコトバを大切に生きることが、自分を大切に思うことで、自分を大切に思うことが自分に責任を持つことだということです。
「私なんかどうしょうもないダメな人」って悄気てしまったら生きる底力が湧いてきません。底力がなかったら勇気もやる気も人に親切にする気も湧いてこないと思います。


 「 自分とは何か?」というのは古今東西の哲学の普遍的命題でした。自分が解れば宇宙の神秘が解けるのではないかとも言われてきました。それなら自分と宇宙とは切っても切れない関係にあるということになります。


 ズバリ、自分も宇宙もコトバなのです。これを徹底的にかつ客観的に水ももらさぬ綿密さと正確さで解き明かしていくのが命波の道です。


 コトバという音にはまず「言葉」という字があてはまると思います。それから「詞」という字もコトバと読むことは大抵の方がご存知と思います。これを『光透波』と書くのが命波独特の考え方です。何故かはこれからおいおいにお話してまいります。


 ようこそ命波のページへ。それではこれからご一緒に楽しく学んでまいりましょう。

2000 年9 月22 日 菊池静流