エッセイ

Vol.11

中高年にラブコール!I

Vol.11 中高年にラブコール!I




いくつになっても


遊ぶのも、なんだかつまらなくなったって?


もしかしたら、遊ぶときまで、


意味≠フあることをやろうとしてない?




なんにでも意味を求めるのは、


大人≠フ悪い癖かもしれないよ…




おもしろいことは衝動的に思いつくもの。


そこに意味なんてないから!


子どものときは、そうだったよね。


それでお腹を抱えて、無邪気に笑っていた…、




ところで、


最近、お腹を抱えて笑ったこと、ある?



〜〜・〜〜・〜〜・〜〜・〜〜・〜〜



 私は、ただ「生き長らえる」ことが大切なのではなく、常に「どう生きるか」が大切、と思って人生を送っています。だから、いつも考えていることは「自分はどう生きるか」、つまり「自分はどう在るか」についてです。

 私たちはひとりひとりが、自分の観念に基づいた自分の世界を創り出して、そこに暮らしているんですね。そして、それぞれの世界で繰り広げられる事柄を体験し、感情を味わっています。

 そう言うと、「そんなバカな。こんな面倒くさくて苦しい世界を自分から創り出すわけがない」と反発する人もいるでしょう。でも、事実なんです。

 私たちは、もともと中立な世界(現実)を、自分が見たいように見て、感じたいように感じているだけだから。これは、小さな出来事も大きな出来事も同じです。たとえば……

 小さな出来事としては、俄雨に降られたとき。「ムカつく、ついてない」とそれを不機嫌な体験にする人もいれば、「日照り続きだったから、植物が喜んでる」とよかった体験にする人もいます。

 大きな出来事としては、コロナ禍でしょうか。「怖い、なんとかしてほしい」とおびえてばかりの人もいれば、「免疫力を高めて今を楽しむ!」と笑って過ごしている人もいます。

 これはどちらが正しいということではなく、私たちは無意識に自分の観念で物事を決めつけ、その結果生まれる感情を味わっているということをお伝えしたいんですね。

 あなたはどの程度、自分自身の観念に気づいていますか? あなたはいつでも、自分が創り出した世界を自分で変えられるし、自分が味わっている感情も自ら選び直すことができるのです。心が立ち往生したときは、自分が握りしめていた観念に気づくことが先決。その観念を手放せば、心は解放されてラクになりますよ。

 もし、「〜でなくてはいけない」という自他に対する観念や、「〜のせいで被害を被った」という観念、「人生はうまくいかないもの」という観念があなたの中にあったら、はたしてそれが、幸せに生きていくのに本当に必要な観念かどうか考えてみて。

 世の中には自分では変えられないことがいろいろありますが、それらに対する思い、つまりそれらに対する観念と感情は、自由に選べるのだということを知ってください。

 それが「誰もが自分の観念に基づいた世界を創り出して暮らしている」と書いた真意です。自分がどう在りたいかは選べるのだから、流されないで、あきらめないで、選びましょう

ゆりりんのブログ『ありのまま、なるがまま』

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Last Updated: 2020/10/07