(更新日:毎月7日)

Vol.11
「人生の見直し」

Vol.11 人生の見直し

「今年は人生に嵐が巻き起こった」というような感覚を持っている人が大勢いるようです。ひょっとしたら、あなたはまだその嵐のまっただ中にいるかもしれませんね。

 嵐が吹き荒れて人間関係や組織を破綻させたり、仕事や活動の行き詰まりを招いたりしています。その結果、あらゆる面での"見直し"が起こっています。

 この現象はあなたの人生だけに生じているわけではありません。地球のあちらこちらで、これまでの"総決算"として表面化しています。現に私たちは、隠ぺいされてきた社会問題が暴露されて多くの劇的な変化に遭っていますし、あらゆる災害(人類がしてきたことの結果)にも遭っています。

 これまで自分、もしくは自分たちがうやむやにしてきたこと、誰かのせいにしてきたこと、無意識の世界に追いやってきたことが、いよいよ現象界に浮上してきたのです。

 これはもしかすると「2007年の特徴」と言えるかもしれませんよ。私はそのことを、カバラ数秘学(ユダヤ民族に古くから伝わる智慧。数秘術とも言う)に詳しい友人を通して知りました。

 簡単に説明すると、2007年はその数を足すと9になり、9は宇宙周期の「完結・清算・振り分け」の年に当たります。それは9年サイクルの1つの終末であると同時に、新しいサイクルの芽(2008=1)が混在する年。しかもまれなことに、今年は十二支の最後の年と重なったので「完結・清算・振り分け」の波がいっそう強くなったということ。

 中でも2007年の9月は、W9でその流れがひときわ激しかったようです。私も個人的に見直しを迫られるようなキビシイことが起こって、見て見ない振りをしてきたものが自分の中にまだこんなにあったか…と愕然としました。あなたはどうでしょうか?

「もうこれ以上はごまかせないよ」「そろそろ本気に対処しないとまずいよ」「もっと自分の気持ちに素直にならないとやっていけないよ」というような出来事に出くわして、それを整理整頓しないことには先へ進めない、次の次元には行けないというようなことが起こっていませんか?

 もしそうだとしたら、これまでと同じようなパターンをくり返して逃げないでください。イヤな現象とそれにともなう感情を正視して、根本にある考えを改めるときがきています。これは誰のためでもなく、自分のために起こっている慈悲の波なのだから。

 あなたがそのことを受け入れれば、今度は宇宙が味方をしてくれると思います。この10月からは1の波が加わって、新しい年に向けて準備をうながす流れが起こっているから。ここでは清算を「再出発」に、見直しを「再生」につなげられるよう、深く反省して身のまわりを整理整頓することがとても重要です。

 そうすれば、つらかった体験から「この先、どうやって生きていけばいいのか」ということに対する大きなヒントがもらえるでしょう。久々にドンと落ち込んだ人は、久々にドカーンと発展する兆しが希望の光としてもたらされると思います。

今年もあと2ヶ月足らず。さあ、新しいサイクルに向けてあなたの気持ちを整えるべく、本腰を入れて心身と身辺の大掃除を行いましょう!

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Last Updated: 2007/11/07