「命波理論」第二回   わたしたちは、考える葦である・・・(受講生:井上治子さん)


これは現在命波講座を受講している井上治子さんが
『シンクロの種 ★ なないろの風』というメルマガに書いていらっしゃるものです。
受講生の視点から命波とは何かを見る良い機会だと思い、転載します。

http://archive.mag2.com/0000190749/index.html

わたしたちは、考える葦である・・・

      〜 命波講座より 〜

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   G暦の今年はじめから、命波(めいは)の初級講座を
   受けています。

   小さいときから読書がとても好きだったのですが、
   それが高じたのか、「字」や「言葉」には、とても興味があります。

   といっても、日本語だけ、です(^^;)

   英語は苦手です。
   特に単語を覚えるのが、学生のときから「全くダメ!」でした(^^;)

   シナプスがつながらないのですね〜〜。。

   というわけで、
   日本語を、その根本から学んでみたいと思って
   受講することにしました。

   第1回目と2回目の講座が終わったので、
   その概要というか、、、自分が多少なりとも理解したらしいこと、
   をご紹介します。

   ・・・ すごい頼りない表現ですね(^^;)

   講義の間、頭をフル回転させるのですが、
   果たして、『分かった!』のかどうなのか自信がありません(^^;)

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   言葉とは、そもそも何か

   わたしたちとは、何か

   生命とは、何か

   こういう根源的な質問には、なかなか答えられませんね(^^;)

   わたしたちは、なぜ言葉を使うのでしょうか?

   動物は言葉を使いませんね。

   鳴き声に多少の意味はあるとしても、人のように莫大な情報を
   その声に乗せることはできません。

   でも私たち人間は、言葉を使います。

   というか、逆に、
   言葉を使っていない瞬間は、まずほとんどありません。

   わたしたちは、話す時だけに言葉を使っているわけではなく、
   「考える」ときに常に言葉を使っています。

   言葉を使わずに考える、言葉を使わずに思う、ということは
   できません。

   そして、わたしたちは、
   ほとんどの時間、何かを思い、そして考えています。

   思ったり考えたりしない瞬間もまれにあります。

   一つは、一点に集中しているとき。

   もう一つは、考えて考えて考えて、、、考えすぎて
   頭がオーバーヒートして疲れたとき(ブランディング)。

   そういえば、13の月の暦の瞑想の一つ、
   ナチュラルマインドメディテーションでは、「思考を手放す」という
   瞑想ですね。

   思考を始めた自分に気づき、手放す、というのを繰り返す
   のですが、手放すことってなかなかできません(^^;)

   生きている間、わたしたちはほとんど思考し、
   その思考に、言葉はぴったりとくっついています。

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   思考するとき、自分の知っている言葉でなければそれを
   思うことができません。

   したがって、
   語彙がたくさんないと自分の思考を表現できません。

   同時に、
   たくさんの言葉を使うことによって、わたしたちは、思考の精度を
   あげていくことができます。

   たとえば、、、。

   染色家は、実に6万色の色を識別できるのだそうです。

   どうやって識別しているのでしょうか?

   それぞれの色に<名前>をつけているからです。

   つまり、自分の脳にある色のイメージに言葉をわりあて、
   それを記憶として格納しているのです。

   記憶。

   これは、自分の体験したことの格納庫なわけですが、
   実際わたしたちは、どのように体験を格納しているのでしょうか。

   たとえば、何か心理的な衝撃を受けたとします。

   衝撃には気持ちのいいものと不快なものがあります。

   不快なものには、さらに恐怖や怒りなど様々な感情が伴います。

   その感情と、その時の状況、それに言葉が伴うと、
   その体験は概念化し、記憶として脳にしっかり定着します。

   日々起きる新たな出来事に対して、
   その記憶をひっぱりだして判断し、
   それを元に、さらに新しい記憶を作っていきます。

   こうやって、体験がその人の概念を形成していきます。

   この、人それぞれの「概念」がクセ者です(^^;)

   日々起きる出来事への判断を、
   わたしたちは、この概念に照らして考えます。

   したがって、
   「不快」と感じた記憶の概念が厚ければ、
   同じような状況の出来事を受け付けるのは、非常に難しくなります。

   概念は、その人の持つ先入観となり、
   新しい体験や情報に対する防衛的な役割、フタとなっていくのです。

   フタができてしまうと、
   新しい情報は入りにくくなり、人は変わりにくくなっていきます。

   だんだんガンコ者になっていく、、、のでしょうね(^^;)

   そのフタを外すこと。

   生きていくうちに固く重くなった概念を、一度壊してみることが、
   この講座の一つの目的でもあります。

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   わたしたちは、思考を止めることは、ほとんどできません。

   しかし、その思考の流れを、
   もやもやごちゃごちゃボ〜ンヤリでなく、
   すっきりと気持ちのいいものに変えていくことはできます。

   部屋が散らかっていたり、汚れているのを、
   多くの人は不快に感じます。

   同じように、思考がごちゃごちゃしていると、
   人はあまり気持ちがよくありません。

   自分の考えがまとまらない、
   自分がなにを本当に思っているのかよくわからない、、

   こういう状態からは、早く抜け出したい、、と思うものでは    ないでしょうか。

   人は、心地よさを求めます。

   部屋が整理されている、というのはどういう状態でしょうか。

   物がきれいに分類されて収納され、そしてどこに何が入っているか
   すぐに分かるようになっている、、。

   同じように思考も整理すると、とても気持ちが良くなります(^^)    

   その<思考>は、<言葉>によって成り立っています。

   再び、、言葉とはなにか?

   そのエネルギー的な側面から探求していきます。

   (つづく)