![]() |
![]() |
字分けをしてみよう「正念場」 | 誠実 後記 「受容と委ね」 | 前回の 字分けをしてみよう「誠実」 |
字分けをしてみよう
正念場
平成21年10月31日 朝
明け方悪夢を見た。命波に関するお話を頼まれ、出かけて行った会場でトラブル続出。主催者がまる
でやる気がなく、問題解決もしない。参加者はそっぽを向いている。ここで帰ってしまったら簡単だが、
そうはしたくない。問題解決の為に知恵を授かってこの世へ出て来ているのだから。そう思った途端に
場面が変わって他の会場へ移動。そこで前より更に悪い状況下に置かれた。再び悪戦苦闘。生理的には
胸が狭まって心臓の鼓動が早く、過呼吸で冷や汗も出て血圧も上がっている状態。視野も狭まっていて、
あまり知恵が働かない。
その時頂いた實詞が
正念場
時計を見たら6時55分(デジタルでないのでおおよそ)。
うひゃ〜。「正念場」。素晴らしい。ありがとうございます。
困ったら、苦境に立ったら、それが親心の正念場。困らなかったら真剣に考えたり覚悟を据えて腹を
括ったりというような意識が研ぎ澄まされた状態にはなかなかならないものだ。ここは一番持てる知恵
のありったけを総動員して対処法を考え、それでもなおかつ活路が見出せない場合は、天を仰いで「助
けてください」と頼むのではないだろうか。古来、
天は自ら助くる者を助く
と言われているので、両手を上に上げて、お任せの姿勢を取ると、あら不思議。それまで思いもつかな
かった解決法が頭に飛び込んでくる(はず)。何回かそういうことが過去にあったので経験者として語
れる。ここで大切なのは、まず知恵を絞ってみることだと思う。すぐに諦めて助けてくださいと頼むの
では知恵はあまり磨かれていかないと思う。それだからこそ、「自ら助くる者を助く」と言ったのでは
ないだろうか。
絶対止速(正)の今茲(イマココ)に露(アラ)われている、念という場にポンと放り込んでいただ
いた。さあ、ここは知恵を絞って問題解決に取り組もう。姿勢が変わると生理学的変化も起きる。平常
通りの穏やかな状態へと移行し、視野が広がり、脳も活発に活動を開始する。ついでに何故先ほどの状
況が苦境だったのかも分かる。うまくやろうという思いが先立って、本当の目的である、命の道を精一
杯縁あってお話を聞きに来られた方々に「一生懸命=命を懸けて」伝えようとする姿勢が2の次になっ
ていたからだった。
11月から来年1月まで数回講演がある前に頂いた夢と實詞でした。ともすれば自惚れる癖があるだ
けに、戒めの夢なのだと受け止めました。ありがとうございます。
2009/11/18