字分けをしてみよう

 

 

 怠惰の怠です。見たとたんに何か嫌な気がしますか?「怠け者」と言われたら

どんな気がしますか?

いいえ、私は違うと懸命に否定するか、そうよ、私はやる気がないだめな人と

思って落ち込むか、どっちにしても嬉しくはないと思います。

 怠け者とはどういう人のことでしょう。字を分けてみましょう。

 


 

 

 

 

 

 

 台と心ですね。台というものは何かを載せるために使われますから、動かない

ことで用を足しています。動いたら困ります。心が動かないという状態です。心

が動かないために行動できないというのが普通の解釈です。でも、動かないこと

で役に立っている心と読み解いてもいいではないですか。それだったら何も悩むことはないですよね。

 でも普通は、この状態では辛い、何かしなければいけない。でも何をしたらい

いのか分からない。考えると疲れてくる。もう嫌だ。何のために生きているのだ

ろう。などなどとつい思ってしまうでしょうね。そういう人たちにご提案。

 

 

「私は怠け者だ」と声に出して言ってみよう。

 恥ずかしいですか?ではこの「恥さん」を見つめよう。

 

もっと大きな声で言ってみよう。

「私は怠け者だ〜っ」

 言い訳していますか?「言い訳さん」を見つめよう。

 

 今度はよかったら歌ってみよう。

♪♪私は怠けものっ、あらよっと、怠けもの♪♪

居直っていますか?「居直りさん」を見つめよう。

 

 よかったら踊りながら歌ってみよう。

 「アホちゃうか」と思いますか?笑ってください。

 

 疲れたら休んでください。でも又続けてね。言い訳も、居直りも、自己嫌悪も、

何もかも見つめて、何も出てこなくなくなったらこの遊びはお仕舞い。

 後どうなるかって?それはやってみてのお楽しみ。