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思い込みと勘違いで孤独を体験

 

 今日友人から携帯メールアドレスに連絡を入れたが届いていないようだと言われ、自分 でもパソコンのメールやweb メールから送信してみて、どれも受信されていないことを発 見。昨年の秋から携帯のメールアドレスの一つ(他にも2つある)で一番送受信の多いも のに何にもメールが入っていなくて、ちょっと寂しい思いをしていた。その頃には自分の 内部に静寂をもたらすべくいろいろと自分なりのワークもしていたので、孤独感というも のをよく噛みしめて味わっていたので、かえって良い機会を与えてもらっていたのだとも 考えられる。

 さて、今日178 通の未読メールを読みながら、何とまあ多くの人がいろいろなメッセー ジをくださっていたものだと今さらながらに感謝と喜びにあふれた。中には知人の訃報と 葬儀の案内、孫の出産の案内、結婚することになったという通知、メールアドレスの変更 の案内もあって、今頃になってなんて言おうと悩むものもあった。

 しかしまあ、メールって怖いですねえ。重要な案内をメールで送信した後、それっきり で、もし見たかどうかを確認しなかったらどういう次第になるだろうか。最近の川柳にこ ういうのがあった。


一昨日のメール見たかと電話する

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と言うのが良く分かる。翌日一日中連絡を待って、ついにたまりかねて、そ の翌日に電話をするわけ。私はその連絡をあまりしなかったわけ。でもした場合も多くあ った。その時相手はまず謝って(なんで謝るのか理由はないのだが)電話で連絡事項を繰 り返し、その後他のメールアドレスにも送信し、ことなきを得ていた。まず謝るので、こ ちらの落ち度ということに気づきにくい。単に相手が勘違いしていたと思ってしまってい た。そういうドジなところが私の性格で、友人たちはたいてい自分の方の落ち度のように ふるまう傾向がつよい。

 何が言いたいのかと言うと、勝手に寂しがっていたり、気分を悪くしたり、疎外感を持 ったり悩んだのが全部思い過ごしだったということ。でもその思い過ごしと勘違いのお蔭 で自己内観で更に深いつっこみができたのかもしれません。

 アホな話です。でもね、大事なメッセージはやはり電話で確認した方が良いですよ。

 まことにコミュニケーションとは両刃の剣ですね。冷や汗たっぷりかきました。


2013.4.2